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2016.01.26ロンドン テラスハウス2

ロンドンにある広場(スクエア)を囲むテラスハウスの原型は、実はパリにあります。
17世紀初頭、パリの現在の3区マレ地区につくられたボージュ広場がオリジナルです。
当時は少しフランスの方が近代化が進んでいたのかもしれません。
(よくわかりませんが)
写真は広場から見たテラスハウスです。

パリ市内で、このような住宅形式があるところは珍しいといえます。
緑豊かな共用の広場を囲んだ都市住宅形式は、憧れの的ですが、
パブリックの意識の違いから、日本では出来ていません。
私と公の中間領域を共有することへの拒否反応が強く、
ある意味それが日本の安全性に
つながっているのかもしれません。
マンションにはほとんど中間領域はありませんから、
大きな建物として、地域からは隔絶されています。
長い間、ほぼ同一民族、同一言語の日本で、
なぜ、共有という概念が育たないのか
不思議ですが、現実はそうです。
以前、中庭形式の開かれた広場を中心に共有する集合住宅を設計しましたが、
ココも今では中庭は駐車場になってしまいました。
残念です。設計者の思いだけが残っています。